【世界のワイン】アメリカ・カリフォルニアのワインの特徴とは?

根強いファンの多いアメリカ・カリフォルニアのワイン。ニューワールドのワインとしては知名度・人気ともにトップクラスではないでしょうか。今回はそんなアメリカ・カリフォルニアのワインについてソムリエに訊いてきました。

カリフォルニアワインの特徴

カリフォルニアワインについて、質問をしようとするとソムリエが早速ワインを2本持ってきてくれました。

左がOpus One、右がSCREAMING EAGLEです。

「カリフォルニアワインは高級なものも沢山ありますね。右のワインは1本数十万円します。」
スタートからかなり驚いてしまいました。

アメリカのワインの歴史自体は1500年代ころから始まり、1800年代のゴールドラッシュ時代にカリフォルニアワインが大きく普及し始めたと言われています。1920年の禁酒法により一時壊滅の危機にさらされますが、カリフォルニア大学の研究などの効果もあり少しずつ復興されてきました。

そして、カリフォルニアワインの拡大に最も貢献した人のひとりがロバート・モンダヴィです。画像にもある有名なカルフォルニアワイン、Opus One(オーパスワン)を作った人です。ヨーロッパの葡萄からワインを作り出した革新的な人で、ワイン製造における技術革新を持ち込むとともに、マーケティング戦略やブランディング戦略にも長けていたとのこと。
以前の記事(高級ワイン、なぜあのワインはそんなに高いのか?ワインが高額になる7つの理由)で紹介したように、ワインの価格は希少性やブランドイメージでも変わります。Opus One(オーパスワン)が高級なのもロバート・モンダヴィ氏のマーケティング戦略の影響も大きいのかもしれないですね。

味についての特徴は、カリフォルニアの日照量が多く雨が降りづらいという気候から、酸味が少なく、まろやかな傾向があるとのこと。愛されやすい果実味があるので、万人受けしやすいそうです。特に酸っぱいワインが苦手な人にはおすすめで、同じ品種でもアルコール度数が比較的高めなのも特徴とのことでした。

ソムリエからのコメント

最後に、上の画像にある高級ワインOpus One、SCREAMING EAGLEに合う食事について、教えてもらいました。

「赤みのお肉、ローストよりもグリル(焦げ目をつける)系の料理が合いますね。和牛よりも脂の少なめの赤みのお肉、リブロースなんかが美味しいと思いますよ。レアのマグロのステーキなんかもいいですね。フランスのワインに比べると、味わいにボリューム感がある為、料理の味わいも、輪郭のはっきりした濃いめの味付けが良いと思います。グリル料理は鉄板です! 」
さすが、ソムリエ!勉強になりました。

「カリフォルニアのワインはやっぱりシリコンバレーなどで働いていた人が注文することが多いですね。」
やはりカリフォルニアにいた人たちは皆、カリフォルニアのワインが懐かしくなるのでしょうか。過去にシリコンバレーに赴任されていた人への贈り物にはカリフォルニアワインなんかは喜ばれたりするかもしれないですね。

聞き手:株式会社セレブール ゼネラルマネージャー 三沢 雄一