赤坂のソムリエが勧める修行時代に出会った思い入れのあるカリフォルニアワインとは?

思い入れのあるお気に入りのワイン。決して有名ではなくても、個人にとっては特別な意味をもつワイン。ワイン好きの方ならきっとそんな1本があるのではないでしょうか?
今回は赤坂のソムリエにとって、修行時代に出会い、その美味しさに衝撃を覚えた思い入れのあるワインを紹介してくれました。

アメリカ カリフォルニアワイン TRUCHARD トュルシャード

その出会いは数年前。まだソムリエがワインについての知識も少なく、実務をしながら勉強中だった頃。当時勤めていた店舗のグループ店の店長がソムリエに紹介してくれたのがきっかけでした。それは、バックヴィンテージという古い部類に属するカリフォルニアワインでした。(※通常、カリフォルニアのワインはヨーロッパと違い、早飲み文化が強いため、バックヴィンテージのカリフォルニアワインはお目にかかることは滅多にありません。そんな物珍しさも記憶に残っているひとつかもしれません。

一口のみ、その美味しさに感動を覚えたことを今でも覚えているそうです。

しかし、その後インポーターの都合なのか、ワイナリーの都合なのか、日本への輸入が止まり、そのワインを日本で目にすることがなくなりました。

当然、ソムリエのなかでもそのワインは記憶の片隅に追いやられ、業務をこなすなか、ワインの知識が増えると共に、数々の新しいワインとの出会いに明け暮れる日々になりました。

しかし、数年経ち、とある大きな試飲会で偶然あの時のワインに出会うことができました。瓶のラベルも昔と変わらず、味わいも当時のまま。

「当時の記憶が一気に蘇り、感動と共に、取引をすぐ開始しました。とても嬉しかったことを今でも覚えています。」

そのワインが「TRUCHARD トュルシャード」です。

TRUCHARD トュルシャード:
カリフォルニア ナパバレーのワイナリーで製造されているワイン。ぶどう農家が製造するワインで、ぶどうの品質に拘りを感じるワインです。そのぶどうの品質は非常に高く、ナパバレーの有名ワイナリーもこちらから仕入れているそうです。

通常カリフォルニアワインは樽(カフェ・モカ)の雰囲気が強いワインが多いのですが、こちらのワインは食事と楽しむことを意図して作られているため、ワインとしてバランスが良い仕上がりになっています。
価格もナパバレーのワインの割にはリーズナブルで、コストパーフォーマンスの高いワインの1つでもあります。

「まだ駆け出しの頃だったからなのか、本当にあの時はその味に感動しました。私にとってはソムリエを続けるうえでとても大切な思い入れのあるワインです。」

その後機会があり、ワイナリーの方が来日時にお会いすることができたとのこと。

(サイン入りのワイン)

「売ってもいいんですけどね。サインももらったお気に入りのワインなのでなかなか売る気になりません。まだ、現地の農園には行ったことがないのですが、どうしても訪れたい農園のひとつです」

ソムリエとの親睦を深め、思い出のワインを頼んでみるのもワインの楽しみ方のひとつかもしれないですね。

聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人

\本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/
ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 
公式HP:https://celebourg.com/agiletei/
facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/


赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。

<今回ご紹介したワイン>
・TRUCHARD (トルシャード) 10,000円

※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。
※グラスで飲みたい場合も対応可能です。ソムリエにご相談ください。