春に飲みたくなるワイン!リースリング アンドレアス.J.アダム/カンパイ・ワインズ ロゼ ヒノトリ(火の鳥)

3月も終盤に近づいてくるとすっかり春の息吹を感じてきます。筍や菜の花、フキ、アスパラガスなど、春の食材が楽しみになってきます。そんな春にお勧めのワインを今回ソムリエが紹介してくれました。

リースリング Riesling アンドレアス.J.アダム

ドイツのモーゼルで作られる白ワインです。その歴史は古く、1900年頃からワインが作られており、フランスの有名な地方ボルドーとも比較されることもよくあります。
昔は今よりも甘めが強く、食事に合わせるのが難しいワインでした。しかし、最近では辛口も増えてきており、きれいな味わいになってきています。

日本の春の野菜、特に山菜などには独特の味わい(苦味)があります。好みにもよりますが、苦いものに対してはすっきりとした甘みのあるワインがとても合います。春の日本の食材には、料理を包み込むような甘みを持つリースリングがお勧めです。
ワインの選び方!伝統国、ニューワールド・・・国による味の違いを理解するでご紹介したように、気温の低いドイツワインはアルコール度数も低く、すっと飲めるのも特徴です。

と、、、ご紹介しましたが、実はリースリングは何にでも合いやすい万能的な白ワインでもあります。お客様に勧める立場のソムリエ的には便利でもあり、多少ずるいワインでもあるとの裏話も教えてもらいました。
「家庭でもワインを飲むときにはグラスで色々試すというのは難しいですよね。どれかひとつを買うとしたらば、リースリングが無難なので家庭でも喜ばれます。」とのことでした。

余談ですが、このリースリング、ボトルの形状が通常よりも多少細長くなっています。
アルザスボトルと言われる形状で、リースリングに多めのデザインとのこと。形状は違いますが、容量は同じ750mなので細長くなっています。マグナムボトルでもこの形状のため、より一層長さが目立つようになるとのことでした。

カンパイ・ワインズ ロゼ ヒノトリ(火の鳥) hi_no_tori

アメリカ カリフォルニア ナパ・ヴァレーで作られるロゼワインです。ラベルには火の鳥と千羽鶴のイメージが描かれています。

もともとは、ワイン製造での商売はしておらず、この土地に魅了された一人の台湾人男性と日本人女性の夫婦が自分たちが楽しむだけのワイン造りと卸販売用のブドウ栽培から始まりました。

しかし、2017年秋カリフォルニアで大規模な山火事が発生しました。自分たちのブドウは無事でしたが、当時は混乱を極めブドウの買い手がつくのかどうか、不透明な状態に陥ります。ならば、自分たちでワインを造ろうと製造販売を開始、現在にいたります。
火災から生まれたこのワインは、売上の一定額を火災の被災者へ寄付しており、ワインの販売を通じて復興支援に貢献をしています。

味の特徴はその甘み。ナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニヨンといえば赤ワインが一般的ですが、この「ヒノトリ」は珍しくロゼワイン。きれいなピンク色が春の雰囲気を漂わせ、春の食卓を楽しませてくれます。

日本では赤ワイン、白ワインと比較するとロゼワインの流通量は少ないそうです。

「『まずはビールから』その後「白ワイン」「赤ワイン」という流れがほぼ文化のように定着していますからね。ロゼを飲むタイミングがなかなかないのかもしれません。」

普段は飲む機会が少ないロゼワイン。この春はあえてロゼワインを積極的に楽しんでみてははいかがでしょうか。

聞き手 赤坂あじる亭 店長/ソムリエ 小巻秀人

\本日紹介したワインはこちらのお店で飲めます/
ワイン居酒屋 赤坂 あじる亭 
公式HP:https://celebourg.com/agiletei/
facebook:https://www.facebook.com/ajirutei/


赤坂見附駅徒歩2分。各地で修業を積んだシェフ達の本格欧風料理とソムリエ厳選の世界各国のワインが楽しめるワイン居酒屋です。取り扱うワインは400種以上。赤坂でもトップクラスの品揃えを誇ります。

リースリング アンドレアス.J.アダム ボトル 6,000円
カンパイ・ワインズ ロゼ ヒノトリ(火の鳥) ボトル 7,000円
※季節によりなくなる場合があります。ご了承ください。